「ねとらぼの「勝手にいい話にすんな!」 しんみりした送別式が地獄絵図に変わる「退職あるある(?)」動画が衝撃的」という記事に出てくるCMの最後に「会社が崩れる前に、ITツール導入で会社と社員の負担を減らす」というコピーが出てくる。果たして浦東に負担が減るのか考えてみる。
使われなければ意味がない
あたり前のことだけどITツールが導入されても使われなければ意味がない。何いってんだと思う方もいるかも知れませんが、お金をかけて導入したツールを使わないとういうことは普通にあるらしい。
こういうケースは現場の意見を無視してITツールを導入したものの、現場が変化することを嫌い使われないんだろう。ITツールを導入する際には現場の意見を聞きつつ導入しなければお金を無駄にしてしまうだけになってしまう可能性があります。
目的を誤ると意味がない
ITツールを導入してその仕事が楽になっても、その分ほかの仕事を振られたら生産性は上がるかもしれないが楽にはならない。生産性を上げたいのか、仕事を楽にしたいのか、なんのためにITツールを導入するのかを考えよう。
そもそも他に削るべき仕事があるんじゃないか
よく言われるのは会議ですね。会議を削れば1時間短縮できるのに、お金をかけてITツールを導入して30分の時間を短縮する。もちろん両方やれるのならそれがいいけど、優先順位的には会議を削るのが先でしょう。
他にもやり方を変えるだけで時間を短縮できたり、そもそもその仕事自体が必要でなかったり、ITツールの導入せずにできることから考えるのが先にするべきことです。
導入するには大変な労力が必要
上記のことをやってから導入すれば社員の負担は減るかと思います。世間でITツールを導入した会社や導入を検討している会社で上記のことができている会社はどれぐらいあるのだろうか……